西洋梨の生産量は全国第1位で、ラ・フランスは全国生産量の約80%を占める、山形県を代表する果物です。
甘味の中に程よい酸味があり、なめらかな舌触りが特徴です。
果肉はジューシーで、フルーティな香りと甘くとろけるような食感は一度食べたらやみつきになる美味しさです。
大玉にすると薄味になってしまうため、中玉を多く収穫できるよう、徹底した管理のもと生産しております。
冬
剪てい
冬から春にかけ、剪ていを行います。おいしい西洋梨をつくるためには非常に大切な作業で余分な枝を切り取り、甘く美味しくみのるよう明るくして果実に十分な太陽が当たるように枝の整理をします。
春
摘花
小さな弱い花を中心に余分な花を摘み取ります。一つの花そうに7~8個の果実がつくので、込み合っている場所、実った後に傷がつかないよう考慮し1個になるようにします。
摘果
摘果の作業が大変重要になります。摘花をして残しておいた花が大きくなり実になります。実の数が多すぎると養分が身に十分に行き渡らず小さくなってしまうため樹の状態と見のバランスを考え厳選した実だけを残します。
夏
最終摘果
春に摘果し、残した実からさらに厳選し摘花します。本当に美味しい西洋梨を収穫するためにはこの工程が欠かせません。
秋
収穫
西洋梨は収穫時期の見極めが非常に難しく収穫が遅れると果肉がもたつき早すぎると肉質がざらつきます。いずれも洋梨特有の食感は失われます。生育状況・着色を見ながら2~3回に分けて収穫作業を行います。
予冷・追熟
10月上旬に収穫して、一定期間低温冷蔵庫の中で予冷することで甘味がきんいつになり、その後は常温でゆっくり追熟させます。低温冷蔵庫から常温に戻して約2週間後が食べ頃となります。山形銘実館では、お客様にお届けする日が食べ頃になるようギリギリまで調整して出荷致します。